2024.11.29
岩沼市議会議員全員協議会が招集されました。
これまでに、議会一般質問において私も数回取り上げてきた、ハナトピア岩沼。
少々時間を要しましたが、様々な課題を越えて、リニューアルに向けて進んでいます。
※画像にもあるように、現時点の計画のため、内容は変更になる可能性がありますこと、ご理解下さい。
ご覧になった皆さんは、いかが思われるでしょうか。
「子育て支援の拠点として、生まれ変わる」
そのコンセプトは優先されていると、私は感じています。
しかし、まだ全体像や内装の部分などが掴みきれず、当初、打ち出されていた
「花育・木育・食育」がどこまで前面に出て来るのかな、と思いました。
特に木育、ということで、木肌の温もりある遊び場のイメージを持っていた私は、少々物足りなさを感じてしまいました。だからと言って、現実の資金面の課題もありますので、及ぶ限りになってしまうことは納得しています。
総事業費8億円のリニューアル規模です。
資材の高騰、人件費高騰、色々なあおりも受けてしまいます。
出来るなら、地域振興、林業振興のためにも、宮城県が推奨する木質系のものを、と願うのですが、そこにはまたハードルがあり、全体の使用パーセントなど数字の問題もあるようです。
今回は建物の躯体は生かし、内部のリニューアルが主体ですので、希望は希望として現実には全てを満たすことにはならないようです。
執行部からの説明を受けての質疑では、
「他の近隣自治体(名取市など)にも、同様の施設計画が浮上しています。また、仙台市でも子育て世代や関係団体から『室内の遊び場を』と動きがあります。競合する施設との違いや、集客(有料部分年間6万5千人、無料部分12万人)のクリアなど、果たせる内容なのか。以前のハナトピアのオープン時の見込み違いなどのような状況にはならないのか。」を行いました。
ちなみに、利用料は600円となる見込みです。
指定管理者の方との協議、これからも続きます。
子育て世代、孫育世代、勿論、中心になる子どもさん達が安心して過ごせる施設に生まれ変わり、長く愛されるように願いながら、引き続き見守っていきます。