現在開会中の定例議会、昨日までに一般質問が終わりました。
私も昨日の4番目、質問を行いました。
(今回は9名の議員が質問に立ちました)
今回の質問では、『岩沼市まち・ひと・しごと創生総合戦略』について提言を交えて取り上げました。
特に、去る11月17日、岩沼西小学校6年生の総合授業の機会をいただいた折、「まちの産業・・・活性化についての取組み」テーマで、岩沼市に暮らす子どもさん達とのの意見交換する場がありました。
その中では、6年生の皆さんに「これからの岩沼がこんな街になるといいな」という項目について提案してもらいました。
6年生というと12歳、春からは中学生、6年後には有権者にもなる世代です。
その6年生皆さんからの提案を少々紹介させていただきます。
子どもさん達が描く、岩沼の未来像です。
「安全に暮らせる街」
「元気で賑わっている街」
「もっと公園が増えたらいい」
「サッカーをして遊べる場所を増やしてほしい」
「自由に使える野球専用ドームを作ってほしい」
「大型ショッピングモールがあるといい」
「安全で緑が多くて、遊ぶところが多い街」
「大人数で鬼ごっこをしても大丈夫な広い公園がほしい」
「居心地のよい街」
「自然が多い街」
「健康な人が多い街」
概ね抜粋するとこのような声でした。
自分たちが暮らす岩沼について、とてもしっかりと現実を見ながら夢を描いて語ってくれたと思います。
私自身、議員活動の柱の一つが次世代育成子育て支援であり、岩沼未来人である子どもさん達は地域の宝と捉え、健やかに育める環境づくりについて、これまでも議会の質問の中で提案、提言を重ねてきました。
今回は、その岩沼未来人である子どもさん達の声や保護者の声を提案として取り上げました。
特に、子どもさん達には授業の折に「皆さんの声は機会あるごとに、私が関わる会議で届けていきます」とお話していますので、今回の議会でも伝えなければならない、と思いました。
一般質問の要旨は以下のようなものです。
『1)子育て支援に関して、子ども達の活動拠点整備はどのようになっているのか。
2)子ども達や保護者が望む、野外で伸び伸び遊べる場所の整備はどのように考えているのか。
3)住宅街の公園は幼児向けの規模が中心で、小学校高学年、中高生が遊べる公園(広場)は少ないとの声がある。岩沼市の人口ビジョン(将来の方向)に、岩沼に移り住んだ人や移り住もうとする人が、住み続けたいと感じる環境の創出を掲げている。ソフト面での支援策も大切なことだが、安心に、安全に遊べる、過ごせる空間、広場、例えばボールパークの整備などを進めてはどうか。』
以上のような内容で質問を行いました。
執行部側からは既存の朝日山公園やグリンピアの利活用を答弁で出されました。しかし、大変設備や環境に恵まれた公園ではありますが、子ども達だけで利用出来ない施設でもあります。特に朝日山公園は小学生にとっては、大人と一緒でなければ立ち入れない場所でもあります。
そこを使うための工夫、例えば、市民の皆さんとの連携で見守りの仕組みを整える、そんな取組みも必要ではないか、と提案いたしました。
岩沼に過ごしている子どもさん達もそれぞれが成長して、進学して社会の一員となります。その時に、やはり岩沼に働き、暮らし、岩沼市っていいな、そう感じながら住み着いてもらえる岩沼を私たち大人は作って
、次の世代にバトンタッチしていかなければならない責任を感じています。
私は、これからの市民が主役のまちづくり、取り組んでまいります。