私たちの日々の生活に直結する計画、新年度から始まっているものの綴りをいただきました。
私たち市民にとり、身近な公共施設の総合管理計画の概要版もあります。そちらによると、一般質問にも取り上げたことがある体育センターも含めて、築30年以上の施設が約37%。資料を見ると、公共施設の管理に関する基本的な考え方としては「総量の適正化」「適切かつ効率的な管理運営と有効活用」「長寿命化」があります。
仮に今後40年間で新たな施設の整備は行わずに既存の公共施設などを全て更新する場合、総額で1.391.8億円から1.819.2億円の更新費用が見込まれます。1年あたりに換算すると、毎年34.8億円から45.5億円の更新費用が必要になります。
この先の人口減少による市税の減少、高齢人口の増加による社会保障費の増大などが予想されることから、更新費用確保も難しい、と結ばれています。
場合によっては、公共施設の用途変更や廃止、近隣自治体の施設との相互利用も検討していく、とあります。
非常に厳しい内容の資料を読んでいます。いかにして、私たちの地域の日常活動の利便性を維持しつつ、公共施設の維持管理を行えるのか、他の自治体の例も見ながらしっかり考えていきたいと思います。