先月からの好天続きで、岩沼界隈での田植えも最盛期を迎えています。
担い手の勤務の都合などで、土日に田植え作業を行うところも多くあり、先週末頃から農作業も進んできているようです。
聞く所によると、本来は5月20日前後に田植えを見込んでいたものの、今年の好天で苗の丈が伸びており、予定を変更して繰り上げての作業となった、というお宅もあるようです。家族、親類が寄っての作業、そして水の管理、草取り、、、「お米というのは八十八の手間がかかっているから、こういう字になります」と習った記憶があります。
瑞穂の国。米離れが叫ばれて久しいですね。国民1人・1年当たりの米の消費量は、食生活の外部化や多様化等を背景にほぼ一貫して減少しており、平成9年の消費量(kg/人・年)は、66 .7kgでしたが、平成15年(試算)は、59.5kgに減少しています。
水田は、稲作の場でもありますが、周辺の保水、治水にも大きな役割を果たしています。大雨時の地域のダムとしての機能があります。
他の地域同様に、農業者の高齢化、耕作放棄地の増加など、私たちの地域にも課題はあります。集約化をはかること、ほ場整備も労働作業の軽減に役立っている、と今朝の交通安全運動開始式で同席した先輩議員が、早朝に田植え作業を進めてきたことを語りながら話していました。
田植えの進む風景を見ながら、午後の予定を進めて移動してきました。
今年も沢山の美味しい岩沼のお米が実りますこと、願っています。