平成23年3月11日、震度6弱の大きな揺れと大津波が岩沼市を襲いました。この震災により181名の方が犠牲となり、最大6千人を超える方々が市民会館や総合体育館などの避難所に避難しました。
直後、岩沼市では被災者1020名の仮の住まいとして、3箇所に384戸の仮設住宅を設置しました。
被災者の方々は、生活再建に向き合われ、昨日4月27日に最後の方が移転され、本日、仮設住宅閉所式を迎えました。
仮設住宅は、被災前とは全く違う住環境の中でしたが、住まいされている方々が工夫をされ、地域コミュニティの維持に努められました。
震災から今日までの5年あまり、国内外の皆さまから様々なご支援をいただいたことに改めて感謝するばかりです。
本当にありがとうございました。
今、九州地方の地震被災者の皆さんが厳しい避難生活をなさっているお姿を見るにつけ、5年前の当地の状況を思い返します。
岩沼市からも、昨日2名の職員が避難所運営の支援に派遣されたことを市長が述べておられました。
岩沼市の復興への道が少しずつ、少しずつ前に進んでいることを喜ぶばかりではなく、遠くの被災地への支援にも継続的に力を尽くしていきたい、と思っています。
岩沼市