行政調査3日目。
訪問先は和歌山県和歌山市「エリカつどいの家」
和歌山市で行っている地域の活動拠点支援事業。
市内には現在20数カ所が開設されています。
それぞれの拠点ごとに開設メニューは異なります。
折り紙工作、手芸、コーラス、囲碁、将棋、書写・・・多岐にわたります。
高齢者の生きがいつくりを目指して、地域の中に集える場所を開設しようという取組みです。
今回実際に私たちの訪問を受入れて下さった「エリカの家」は、以前街の中で洋装店とお稽古ごとの教室を行っていた場所を活用して地域の方々に集える場所へ模様替えしていったようです。
地域の高齢者を支えるのも高齢者。
ここの拠点のリーダーをされている方は80代とのこと。
「続けていくことは大変な時もあるけれど、みんなが喜んでいる顔を見ると嬉しくなり元気がもらえるのです」と語って下さいました。
岩沼市においても、先の市老人クラブ連合会と行った一般会議の中で、「活動の場所が欲しい」という要望は多数ありました。
現在、岩沼市においても地域の中でのサロン活動へ支援が始まっています。
拠点としての数は少ないものの、町内会・自治会や地域の高齢者施設などからの問合せも続いていると聞いています。
岩沼ならではの活動の在り方、活動に参加したい皆さんが集えるような仕組みづくりを進めていきたい、と思いながら一緒に体験活動もさせていただきました。
関係者皆様、ありがとうございました。