地域の防災力向上へ!防災士資格取得補助制度が始まります

私自身は、2008年、必要を感じ、そして学びを深めるために費用を捻出して防災士資格取得をいたしました。

その経験から、これまで議会の一般質問で『防災士資格取得助成』について提案してきました。

今年度、初めて『防災士資格取得助成』が始まり、岩沼市内の会場にて養成講座が始まります。是非により多くの方に参加いただき、地域の力になっていただきたい、と願います。

私自身の経験から、昨今、想定外の規模での災害があちこちで発生し、甚大な被害が出ている中で、防災士の役目も大きくなっていると感じます。

時に災害時の対応もあるかと思いますが、減災への取組みのリーダーとして日頃から果たせることもあると言えます。啓蒙活動、地域の防災訓練時のサポートや自主防災組織内での役割分担など、学びを生かして活動出来るかと感じます。

私も町内会自主防災組織では、防災士として位置付けられています。

『防災士資格取得助成』については、今年度新たな事業につき受講人員の制約もあります。各町内会や組織団体に要綱も出ているようです。条件の合う方は、是非に受講して資格取得いただきたいと願います。

この制度では、必要な費用の殆んどが助成対象になっているようですので、岩沼市内の防災士誕生に弾みがつくことでしょう。

岩沼市議会6月定例会終わりました

昨日22日、岩沼市議会6月定例会日程は終了いたしました。

審議された議案は以下の通りです。http://www.gikai-iwanuma.jp/gian/H29.htm#2

今回、市民の皆さんからの請願書「岩沼市の区長に占める女性の割合を増やすこと」は紹介議員となり、付託された総務常任委員会での審査に出席して説明をしてきました。

区長は、地域の町内会・自治会から候補者を推薦いただき、行政が任命する役職です。地域の指導的な立場のお一人として活動していただいています。

今回の請願書では、その選考に関して行政が介入することを要望しているわけではなく、少子高齢化の今、男性はもとより、女性も地域において、男女が共に自立して支え合うまちづくりを進めるためには、人材育成や意識づけが必要であり、具体的には女性区長が増えることが男女共同参画社会の推進のひとつになる、という点からの請願です。

岩沼市が平成24年3月7日より施行している岩沼市男女共同参画推進条例の第14条に基づき、更なる積極的改善措置(ポジティブアクション)が講ぜられるよう求めるもの。

それは、例えば男女共同参画社会に関する学習会や講演会、市の広報誌へのアピール、スローガンの掲示などがあります。

残念ながら、委員会として請願書は不採択、議会としても請願書への賛成起立少数となってしまいました。

意思決定の場へ女性が増えることは女性の視点での提案、提言が増えていきます。議会の場においても、女性議員が1人から2人へ、そして3人と増えてきています。

これからも、市民の皆さんの声をまちづくりに届ける一員として励んでまいります。

岩沼市議会、6月定例会、会期中です。

6月16日、朝から予定を進めています。
議会の総務委員会への請願審査紹介議員として出席。
市民の方の思いを託された請願書「岩沼市の区長に占める女性の割合を増やすこと」

趣旨は、岩沼市男女共同参画社会推進条例に基づき、まちづくりに男性の視点のみならず女性の視点も反映させるためには現在区長に占める5%という割合を将来的に向上させていくことも必要なことであり、そのためには啓蒙活動や講演会、勉強会などを重ねていってほしい、というものです。
男女共同参画社会の理念に沿って、意思決定の場への男性のみならず、女性の参画も増やしていくためには、共に地域社会を支える、担える人材育成が必要だという内容。
委員会では、審査の中で慎重に扱い、各委員からの質疑も受け、請願書を出された方の思いや願いを精一杯に伝えました。

 

委員会では、不採択という結果となりました。来週22日、本会議での委員長報告があり、岩沼市議会としてのその請願書の扱いを判断することになります。