11月2日、商工会女性部の視察研修で部員皆さんと女川へ行ってきました。
天候にも恵まれて、参加者一同充実の1日となりました。
震災から6年7ヶ月が過ぎての復興状況を見せていただき、訪問する度の被災地の復旧から復興への歩み、沿岸部の町ならではの課題、それに向かう地域の皆さまの奮闘ぶりをひしひしと感じるのでした。
東北電力女川原子力発電所での安全対策、またそれに向けて働く約2000人の工事関係者皆さんがおられます。敷地内の山肌の補強工事に伴い土砂運搬ダンプ、排出される土砂は50台が5往復して女川町の高台移転のために造成している現場にも搬入しているとのことでした。
狭くて、曲がりくねった道、大型車同士のすれ違いにも難儀する中です。
私たちの昼休憩と食事を兼ねて、女川駅前のシーパルピアに立ち寄りました。
その一角には、先の商工会女性部の全国主張大会にも宮城県代表、東北ブロック代表として出場なさった女川町商工会女性部副部長さんが経営なさっているお店もあるとのこと、私たちも訪問してきました。私も宮城県大会でその方の体験発表を間近に聞いていましたので、頑張っておられる姿に嬉しくなりました。
女川を訪問して、その地域、地域によって復興状況も異なること、参加者一同、肌で感じたことかと思います。
また、女川原子力発電所での視察は、施設の性格上、日頃簡単に入れる場所でもないことから、説明を聞きながら、見せていただきながら、それぞれがこれからのエネルギー政策の在り方を立ち止まって考えるきっかけになったのではないかな、と感じました。
関係者皆さん、大変お疲れ様でした。